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西田文郎
サンリ能力開発研究所代表 [ 能力開発 ]
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西田文郎
[インタビュー]
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ツキの大原則/現代書林(4)
2005.06.05
[ TOPBRAIN RADIO ] あのベストセラー著者に聴く!
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ツキを呼び込む秘訣! プラスイメージでツイている脳へ切り替えよう
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人生における本当の大切さは三つしかない
【主藤】 今までお話を聞いていた中で、どうも自分はツイてる人間の脳のように肯定的に捉えるのが難しいなと思っている人ほど、これからツキに向かう、上に向かう可能性が高いということですね。
【西田】 そうです。
【主藤】 決して悲観的に思う必要はないということでしょうか?
【西田】 はい。人生で本当に大変なことというのは、1回しかないわけですよ。
【主藤】 1回ですか?
【西田】 そうですよ。一番大変なことというのは1回しかないじゃないですか。あとは2番目か、5番目か、10番目か、100番目に大変なことですね。しかし、ツイてない人は非常に簡単なことを、脳の中で大変なことにしているんですよ。それがツイてない脳の正体です。
【主藤】 本当は100番目くらいの辛さでしかないのに、一番辛いというふうに錯覚しているだけなんですね。
【西田】 そうです。本当に一番辛いのは1回しかないですから。そういうふうに思うと、今の自分の大変さは、一番の大変ではないということに気付くと思うんですよ。
私は「人生、3回しか本当に大変なことなんかない」と言っていますよ。一つは生まれた時です。母親の産道をくぐり抜けて生まれてくるというのは、これは運のあった人間ですよね。それから、もう一つは死ぬ時です。これは考えるだけでも大変ですよね。
【川崎】 はい。
【西田】 それからもう一つ、生きている間に起こる一番大変なこと以外は、大変なことなんかありません。それなのにツイてない人は、営業成績が悪かったとか、ちょっとしたことで、「大変だ、大変だ」って言うんですよね。
これに対して、私の塾生で本を書いていらっしゃる方が、「ちょろいの法則」と言って、「ちょろいと思ったら、簡単なんだ」というふうに訴えています。
【主藤】 面白いですね。
ツキや運を呼び込むために・・・
【主藤】 いろいろ楽しいお話が尽きませんが、ここで先生の方から1分間ほどリスナーの方のために、ツキとか運を呼び込むためのアドバイスを是非お願いしたいと思います。
【西田】 まず、自分が非常にツイてる人間だということに気付いていただくことです。生まれてきただけで、先ほど申し上げましたように、強運の持ち主ですから「すごいツイてるんだ」と。
それからもう一つは、自宅の電話番号を市外局番から勘定すると10桁の数字を覚えている脳を持っていれば人はみな天才だということに気付いていただきたいです。もし生産性が上がらない人がいたとしたら、今申し上げたように、たまたまツイてない脳になっているだけです。
ですから、例えば肯定的な言葉を1日に30秒ぐらいでいいので、朝と晩に潜在意識の中にプラスの言葉を語りかけてください。それから否定的なことが起こったら、Yes but で受け止めて、必ずbutのあとを肯定的にしていただきたいです。
例えば、営業活動してお客様に断られたら、「ダメだ」とYesでマイナスの感情になってもよろしいです。しかしその後すぐに、「だけどここで頑張ろう」とサイキングアップと呼んでいますが、butのあと肯定的にしていただければ、脳はbutのあとしか覚えていませんよ。それをツイてる脳の人は自然にやっているんです。
つまり、人は誰でも天才だということです。「親から自宅の電話番号を覚えている脳をもらった自分は天才なんだ」ということにまず、気付いていただきたいです。脳を最高にツイてる状態にしたら、できないことなどありません。そういう状態にしていただくために、誰でもなれますから、本当に簡単なことですが、朝と晩ぐらいプラスの言葉をご自身に語りかけていただきたい、ということをお願いします。
【主藤】 具体的なアドバイスまでありがとうございました。
お話の中で、私が印象に残ったのは「アホ」という言葉ですね。錯覚とは、一見気付かず見過ごしてしまうようなところに、最初のキーワードがあるということでした。今日ご紹介したのは、「ツキの大原則」、是非皆さんにお読みになっていただければと思います。
本日は「ツキの大原則」の著者でいらっしゃいます、西田文郎先生にお話をお伺いしました。本日はどうもありがとうございました。
【西田】 ありがとうございました。
【川崎】 ありがとうございました。
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