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西田文郎
サンリ能力開発研究所代表 [ 能力開発 ]
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西田文郎
[インタビュー]
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ツキの大原則/現代書林(1)
2005.06.05
[ TOPBRAIN RADIO ] あのベストセラー著者に聴く!
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ツキを呼び込む秘訣! プラスイメージでツイている脳へ切り替えよう
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脳の感情は3秒で切り替えられる
【主藤】 みなさんこんにちは。今回のゲストは、現代書林から出版され、もう既に10万部を突破したベストセラー、「ツキの大原則」の著者でいらっしゃいます、西田文郎さんにお越しいただきました。西田さん、今日はよろしくお願いします。
【西田】 よろしくお願いします。
【主藤】 西田さんは、数多くの有名スポーツ選手と接する中で、非常に能力を高めていくことを、数多くご経験されています。今日はご紹介した本にもある、この「ツキ」と「運」というテーマに沿って、ツイてる人間になるための秘訣をいろいろとお聞かせ願いたいと思います。
【川崎】 まず、プロフィールに「メンタルマネージメント」という言葉が出てきましたが。
【主藤】 この「メンタルマネージメント」というのは簡単にご説明いただくとどういったことですか?
【西田】 人間というのは、自分自身に一番気が付かないですよね。そして、その気が付かない自分自身の感情を自己認識してセルフコントロールしていくのが、メンタルマネージメントです。
脳の分野で言いますと、感情の脳という大脳辺縁系という所があるんですけど、そこの1センチ5ミリぐらいの快・不快・好き・嫌いを判断している、本能の脳を不快から快にする作業がメンタルマネージメントだと思っております。
【主藤】 不快から快にするということは、要はちょっと不快感を覚えてしまうようなことを逆に快感にすると。
【西田】 3秒ぐらいですぐに切り替えるという具体的な手法を指導させていただいています。
【川崎】 自分で脳の気持ちを切り替えることができるんですね。
【西田】 はい。
実は非常に簡単にできますが、多くの方々は脳の機能が良すぎて、その簡単な切り替えが逆にできていません。仕事では、脳の機能を逆に利用して、そういったことを指導させていただいています。
プラス情報を脳に送り込もう 【主藤】 嫌なことや不快なことを、快、気持ちいいように感じることは「ツキ」ということと大きく関係しているのですか?
【西田】 そうですね。ツイていらっしゃる方というのは、人間の脳をパソコンに置き換えると、ツイてるソフトになっているんですよ。
それは今申し上げた、感情脳が不快なことでもすぐに快に切り替えられるソフトになっているんですね。逆に、ツイてない人は失敗のソフト、ツイてないソフトに脳がなっています。そういう方の脳はいくら努力をしても、絶対に成功しないように作られているわけです。
【川崎】 こわいですね。
【西田】 ですから、努力をすれば成功するというのは、こういうことを申し上げると不謹慎ですが、嘘です。
ツイてる脳の人しか成功しないようになっています。そして目標や夢を実現するために、上手にセルフコントロールしていくのがメンタルマネージメントです。
【主藤】 ということは、ほとほとツイてないという脳の構造があったとしても、トレーニングで変えられるということですか?
【西田】 はい、変えられます。
【主藤】 それは素晴らしいですよね。
【川崎】 具体的には、脳の一部分を不快から快に持ってくる作業を3秒ほどでできるというトレーニングもあるということですが日常生活で、私たちが変えていくことのできる悪い習慣はどんなものですか?
【西田】 例えば脳は自分が思ってしまったことから、とってしまった動作、ボディランゲージなどもすべて記憶されていくわけですね。
そこで、自分の脳をツイている肯定的な脳に変えるために例えば、言葉とかプラスのボディランゲージだとか、プラスの情報を脳に送り込んでいきます。すると、ツイてる脳、成功するソフトに作り変えることができるのです。基本的に、ツイていらっしゃる方というのは、自分の将来に対して肯定的な錯覚をしている人です。
【川崎】 錯覚ですか?
【西田】 はい。逆にツイてない人、能力のない人というのは、否定的な錯覚をしている人なんです。
ちなみに、否定的錯覚を肯定的な錯覚に作り変えるという情報を脳に送り込んであげるのが、ブレイントレーニングと呼んでいるノウハウです。だからいろんな方を拝見してきても、初めからツイてる方や、どんな所にいてもツイてるソフトになっている方は、必ず成功するようになっています。
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