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浜口直太
国際経営コンサルタント [ 仕事術 ][ 起業 ]
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そのやり方では一生うだつはあがりません
2007.05.13
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人と違う新しいことに挑戦する勇気がある
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人生の成功のカギの一つは、人と違う新しいことに挑戦できる勇気があるかどうかだと思います。人間の能力や環境の違いというものは、本人が思うほど大した差ではないようです。それは、成功者達を見ればすぐにわかります。それほどの違いはないのです。 特に大成功した人のほとんどは、何もないところから始めたのです。人によっては、例えば、マイクロソフト創業者のビル・ゲイツやデル創業者のマイケル・デルなどは、資金、信用、実績、経験等々何もない学生の頃に起業し、世界的な企業にしました。彼らは、とにかく無鉄砲だったのです。 凡人と何が違うかです。 私は根本的に違うことは、たった一つだと思います。 それは、「勇気」です。前人未到のことに挑戦しようとする勇気です。失敗を恐れない勇気です。 失敗してもいいではないですか!死ぬわけではないので。命さえあれば、いくらでもやり直せます。という具合に、です。 やり直せないのは、それこそ再度勇気を出して、やり直そうとしないからです。
「勇気」ということでは、私はソフトバンクの孫正義社長を尊敬します。 起業家としてはある程度成功した人のなかには、もうこれ以上新しいことに挑戦せず、今あるものを守ることをしてもいいのではないかと思っている人は少なくないと思います。 しかし、彼はそれを良しとはしません。もともとビジネスの世界に飛び込んだのは、儲けるためでも、名声を得るためでも、社会的な地位を得るためでもありません。人と違う新しいことに挑戦し、世の中に貢献したかったからです。 彼はある意味でとても怖い存在です。失うことを恐れないからです。そんな人に今まで会ったことはありますか?とにかく失うことを恐れず、どんどん挑戦し続ける人に、です。 私はどんな分野でも大きなことをする場合、命懸けでやらなければできない常々思っています。なぜなら大きなことというのは、新しいことでもあるから、必ず反対者が出てきて、止めさせるために脅してくるからです。 ですから、本当に新しいことに挑戦するのであれば、命を捨てるくらいの気概、つまり勇気が必要なのです。 もしかして、その挑戦する過程で失敗し、すべてを失うかもしれません。 それでもいいと思います、命さえあれば。どうせ死ぬ時は、すべてを失うのですから。であれば世のため人のためになることをして、人から感謝されたいと思いませんか。 実は、不思議なもので、それぐらいの勇気を持ってやれば、何事も最後は成就するものなのです。これは、私が米国で成功者を見てきた結論でもあります。その点に気づき、勇気を持って何事にも挑戦していけば、必ず成功することでしょう。
(本文は『そのやり方では一生うだつはあがりません』(PHP文庫、浜口直太著)から引用しました。)
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