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					桂木マヤ 
					インターナショナル・ダンス・アカデミー主宰  [ 文化・芸術 ] 
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					桂木マヤ
					
					[インタビュー]
 
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						 常に最高の自分であるために(1) 
						 2006.09.10 
						[ TOPBRAIN RADIO ] あのひとの美意識を聴く! 
					
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					 美しく振舞うには、TPOを間違えなければ大丈夫だと思います。 
					 
					 
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			MPIというライセンスとは
  植松 本日は桂木マヤさんをお迎えしております。宜しくお願い致します。
  マダム 宜しくお願い致します。
  桂木 宜しくお願いします。
  マダム マヤさんに最近のご活躍のご様子をうかがいたいと思いますが、今、学芸大学、渋谷、町田、川口の方でもインターナショナルダンスアカデミーというスタジオ、オフィスを構えていらっしゃって、そこでいろいろなご活躍されていると思いますが。
  桂木 一応、オーナーとしてプロデュースを担当していて、300人ぐらいのインストラクターがいろいろなプログラム指導して、登録している生徒は6千人ぐらいはいるんですけど、常に来ている子は4つの場所でたぶん2千人ぐらいなのかな。
  マダム インストラクターの方もみんな、世界のトップダンサーの方ですよね。
  桂木 いろいろな方がいますね。ゲストダンサーもいろいろな世界から呼んで指導してもらっています。
  マダム あと、学芸大学の方では女性を綺麗にするためのプログラムなども。
  桂木 実は今、学芸大学の方にリニューアルとしてビルを建てていて、女性専用ではないんですけれども、主に女性を美しくするためのプログラムを組んでやっていこうと思っています。そのオープンが9月の18日ですね。
  マダム もうじきですね。それからマヤさんはアジアで数少ないMPIというライセンスをお持ちでいらっしゃるんですけれども、そのライセンスを取るのは10年ぐらいかかるんですか。
  桂木 そうですね。人によって年数は何年とは言えないですけれども、私の場合だと子供の時からバレエをやって、そのバレエをやっていくうえでのトレーニングとして体のことをいろいろ学んでいたので、他の人に比べたら早いのかもしれないんですけど。あといろいろなセミナーを受けて、運とかもあるので。
  植松 そのMPIというのは、どういうライセンスなのですか。
  桂木 これは略で、Maximal Performance International Inkの略なんですけど、Maximal Performanceというのは、人それぞれ体の条件が違って、それぞれの最大限の条件のことなんですね。今、持っている状態の最大限でエクササイズなり、パフォーマンスやトレーニングをやってくださいという略なんですね。
  マダム じゃあ、自分の体を一番いい状態に引き上げる。
  桂木 そうですね。トレーニングの時に無理をしないでという意味なんですけれども、それ以上に自分が今持っている体力や筋力を頑張り過ぎた場合には、over maximumなので、逆に体を悪くしてしまうんですね。また自分の最大限持っている条件以下だと、トレーニングの上でそれが上に上がらないんですね、だから自分の体を自分で知るのが一番上手になっていくので、自分のスキルを上げていくのには一番いいトレーニングのやり方ですね。それを指導していくライセンスです。
  マダム アメリカにいらっしゃった時はオリンピックのナショナルチームの方のケアをされたり、先日までトリノオリンピックの安藤美姫さんのケアなどもしていらっしゃって。
  桂木 そうですね。
  植松 その最大限の力を出すためのケアというものを。
  桂木 そうですね。簡単に言ってしまえばストレッチ、準備体操なんですけれども、そこにすごいキーポイントがあって、準備体操がうまくできる、できないは関係ないんですよね。体が柔らかいからその種目が上手にできるというのは全然意味が違って、その種目によって本番の時にその人が最大限のパフォーマンスができるような体にまで持っていくというのが準備体操。
  マダム 筋肉の使い方。
  桂木 そうですね。一番大きいのには、ストレッチのやり方が大きいですね。
  マダム ケガをしにくく。
  桂木 そうですね。MPIのやり方というのは無理をさせないので、徐々に筋肉慣らしていく。選手達にはマンツーマンでついて、選手は寝てもらっていいんですよ。私達が関節ごとに全部の関節を動かすんですね。平均に右、左、上下対称にバランスのいい筋肉にしていくために、力を抜いてもらって、マッサージをされているような状態で関節を使いながら筋肉を動かしていく。けれども皆さん一人一人に「トレーナーをつけなさい」と言ってもそれは無理じゃないですか。それを自分でも行える方法もあるんですね。それは道具として紐が1本あれば、寝てその紐を足にかけて関節を何度も何度も曲げ伸ばしして、徐々に徐々に筋肉というか、細胞を慣らしていくんですね。無理のないトレーニング法。
  マダム 私も一度、拝見したことありますけど、横になったままその方はマヤさんにもう全部身を委ねているという感じでしたよね。
  桂木 そうですね、はい。皆さん「気持ちがよくて眠たくなっちゃう」と言ってますけどね。
  オーバートレーニングになっていると体を壊してしまう
  マダム 綺麗な体を作っていくというご指導もされていたり、つい最近まで「プリマダム」のドラマがあったと思うんですけど、そこでもちょっとバレエの指導のアドバイスなんかも。
  桂木 そうですね。一応コーチングという感じで、うちのバレエ関係のスタッフ一同が入って、キャスティングも女生徒さんにも出てもらって。
  マダム それだけ一般の方にもバレエが浸透してきた日本になってきたように思うんですけど、ここ最近、バレエブームのような気が。
  桂木 最近、ブームですよね。去年、ヨガが入ってきて、ピラテスとかも2、3年前から日本で我々やってて。ジャイロトニックという名前では日本にまだ入ってきていないでしょうけれども、ピラテスはプレースメント、ジャイロトニックはラウンド。カーブをつけて、エクササイズをするんですけど、そういう分野において日本は20年ぐらい遅れているんではないかなと思うんです。
  マダム いつもおっしゃっていましたよね。
  桂木 はい。私にとってピラテスは子供の頃からバレエをやっている子にはもうみんな行くのが当たり前のような感じで。
  マダム 14歳からアメリカの方に行ってらっしゃるので。
  桂木 いや、7歳ぐらいからサマースクールに行っていて、プロになったのが15歳なので、高校の時から向こうのカンパニーに入りました。
  植松 節々に英語の発音がすごく綺麗なので。
  マダム 日常はね。英語交じりの会話ですよね。
  桂木 そうですね。日常は。あとよくLAとか仕事の関係でニューヨークの方にも行くので、今1年のうちの半々ぐらいですかね。
  植松 先ほど話に出た、ヨガとかジャイロトニック、ピラテスもやはりバレエの動きとかに関わってくるもんなんですかね。
  桂木 そうですね。ケアという意味でも関わってきますし、あとトレーニング。やはり体が資本じゃないですか。
  植松 はい。
  桂木 何かテクニックを学ぼうと思ったら、ずっと練習しているとある日できるんですね。でもそれは一応ものまねであって、体にはよくないかもしれないじゃないですか。オーバートレーニングになっていると体を壊してしまうので、そのテクニックに対応できる体を作っておく方が早いんですね。早道ですね。
  植松 そのための準備のようなものなんですね。
  桂木 そうですね。基礎体力というか、その種目が上手になりたかったらその前に体を作っておきなさいという感じですね。  
			  
			 
			  
			 
			  
			
	
			 
		
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