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					川田茂雄 
					クレーム研究会主宰  [ 経営 ] 
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					川田茂雄
					
					[インタビュー]
 
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						 社長を出せ!/宝島社(1) 
						 2005.09.25 
						[ TOPBRAIN RADIO ] あのベストセラー著者に聴く! 
					
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					 どんなクレーム処理が上手くいっても、 お客様がいなくなっては意味がないのです。 
					 
					 
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			50万部のベストセラーのきっかけは社内勉強会
  【主藤】  今回のゲストは、宝島社から出版されております、単行本と文庫を合わて、なんと50万部を突破しているベストセラーです。「社長を出せ!」の著者でいらっしゃいます、川田茂雄さんにお起こしいただきました。川田さん、今日は宜しくお願いします。
  【川田】  宜しくお願いします。 
  【主藤】  プロフィールにもありましたが、川田さんは現在クレーム処理研究会をね、主催されていらっしゃいますけども、この本を書くきっかけを教えていただきたんですけども。
  【川田】  はい。そうですね。やはりこのクレームの問題がですね、世の中に出てきますと、すぐに企業のモラルハザードが問われるといいますかね、一方的な形で出てくるような気がしましてですね、いわゆる世の中にクレームそのものが殆ど知られてない。
  テレビやラジオに流れてくるクレームの情報はほんの一面だけなんですね。こんなこともあるんですよ、っていうのを知ってもらいたくて、書いてるんですね。
  【主藤】  ということはご自身がかつてお勤めの時に経験されてきたことをもうそのまま書いたということですか?
  【川田】  そうですね。それが基になっておりますね。やはり原本は現役の時に書いていることは書いているんです。きちんと製本してですね、20冊社内に配っているですね。 
  【川崎】  あっ、そうなんですか。
  【主藤】  それなんか勉強会の資料か何かで?
  【川田】  そうですね。工場の技術研究会で喋らせてもらった時ですね、大好評だったわけです。つまり、クレーム情報というのは会社の外には一切流さないんですけども、実は社内にも殆ど流れないんですよ。
  【主藤】  じゃあごく一部の?
  【川田】  ええ。ごく一部の人が知っていですね、ファイルに収まって終わり、っていう世界でもあるんですね。ですから「川田が何かやってるな」っていうのはみんな知っていた訳でけれども、その何かが分からないんですね。
  ですから講演会をやってタイトルをつけたんです。「クレーム処理に係わる人間模様。その理性と感性を考える」って言ったかな?長ったらしいタイトルだったんですけども、たくさん(人が)みえたんですよね。 
  【主藤】  その時に川田さんが溜めて書いておられたものをまとめてテキストにして、それがまずそもそもきっかけ?
  【川田】  そうですね。出られなかった人が後で「テープを見せろ」とかですね、いろいろ言ってきたものですから本にまとめて、20冊だけ製本して社内に配ったんですね。   【主藤】  その段階ではまだ出版というわけではなかったんですよね。
  【川田】  そうです。考えておりませんでした。
  【主藤】  でもその時にやはり好評だったっていうことがあって。
  【川田】  ええ。こういった市場があるということはもう分かりましたよね。売れるというのは分かっておりましたね。
  【主藤】  すぐ出版に繋がったものですか?
  【川田】  やはり書き直しをしました。とても難しい部分がございますので、何度も書き直しをしまして、出版にようやくこぎつけるんですね。
  【主藤】  ようやく日の目をみるようになったんですね。 
  【川田】   はい。 
   タイトル、読みやすさ、実体験がベストセラーの勝因
  【主藤】  これ50万部も突破しているという本当に素晴らしいすごい売れ行きなんですけども、これどういった反響がありましたか、読者の方から?
  【川田】  そうですね。やはりこのタイトル、まず「社長を出せ」っていうタイトルがよかったですよね。
  【主藤】  この表紙がいいですね。謝っている様子が。 
  【川田】  そうですね。まさにそうですね。ですからその反響というのは、タイトルで惹かれたっていうお客さんが圧倒的に多かったですね。そして手に取って読んでみたら、おっ読みやすい、ということで目がついていった、ということですね。
  【川崎】  読みやすいですよね。
  【川田】  それでやっぱりこの評価大きく分かれるんですけども、やっぱりクレーム処理を経験された方はすごくですね、これが身にしみて感じるわけですね。
  また経験されてないかたは、「川田さんやっぱり企業側に立ちすぎてるんじゃないの?」「衣の下に鎧がちらちら見えますよ」っていうような、そういうような大きく評価が分かれるとこですね。
  【主藤】  私も会社を経営しておって、クレームを直接処理したことも何件もあるんですけれども、そういった立場からするとこれほど分かりやすく、且つ私がやっていたクレーム処理以上のことが書かれています。
  (本には)カメラのことが書いてありますけども、撮ったものが撮れていないとなるとこれは、二度と金銭的にも回復することが出来ないっていうものを扱っていらっしゃるからこそすごいなと。
  【川田】  そうですね。取り返しがつきませんものね。
  【主藤】  この中ではね、女性の方がね。
  【川田】  代表してもらってますけどね。撮ったつもりの写真が撮れていなかった。簡単な問題なんですけどね、その被写体が何であるかでもって、大きく変わるんですよね。結婚式を撮った、新婚旅行を撮った、海外旅行を撮った、もうあらゆるところでカメラを信じきって撮りますからね。
  【川崎】  なるほど。
       
			  
			 
			  
			 
			  
			
	
			 
		
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