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					| 若林史江 ファイナンシャル・アドバイザー
 [ 株式投資 ]
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					| 若林史江
					
					[インタビュー] 
 
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					| 株が好き♪/アスペクト(3)  2005.07.24 [ TOPBRAIN RADIO ] あのベストセラー著者に聴く!
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    					| 常に世の中と株価市場が繋がっていると考えるといいと思います。
 
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 いかに上昇相乗にうまく乗っていくか?
 【主藤】
 本のタイトルにもあるのですが、たった1つの銘柄で1000万円まで儲けると。これは川崎さん、興味がありますね。
 
 【川崎】
 すごく興味があります。私がこの本を書店で買ったのは、もちろん帯にとても綺麗なお姿が写っていたので、それもあるんですけど、やっぱり1000万円1銘柄にびっくりして手に取ったんですね。
 
 実際にすごく難しいんじゃないですか。1銘柄で1000万とは具体的に、どのぐらいの期間ですか?
 
 【若林】
 だいたい2ヶ月ぐらいで、最終トータル入れ込んだお金っていうのは5〜600万円くらいだったものが、2000万弱ぐらいになったんですね。株価2倍から3倍くらいになったんです。やっぱりこれは、普通に出来ることじゃないんですね。
 
 何て言うか、上昇相場に乗らないと出来ないんですよ。ちょっと上がる銘柄で、1銘柄で1000万って無理ですよ。いかに上昇相場にうまく乗っていくかっていうことです。多分一般の人達も、売買をしている時に、うまくいかないとか、いろいろあると思うんですけども、必ず上昇相場というものに乗れる時が来るんですよ。
 
 その時に如何に自分がそれに身をまかせて、相場の気持ちを読んで、って言い方はちょっとアバウトすぎるんですけども、如何にそこにかけていかれるか、っていうことです。始めたばっかりの方って、下がるのもこわいんだけど、上がるのもこわいらしいんですよ。「上がってきた。どうしよう。」と言っちゃうんですって。
 
 これはよく聞く話ですけども、そうではなくて自分がやっと上昇相場に乗れた、と思った時に、如何にリスク少なく投資をしていくかっていうことだと思います。みなさんチャンスを逃しちゃっていることが多いんですよ。
 
 【川崎】
 何となく見ていると、なかなか「よし、これだ」と思って買おうと思ったころには、買えないじゃないですか。
 
 【主藤】
 買いが殺到していて、売りがないということ?
 
 【川崎】
 そうです。そういうのを考えると、四六時中見てなきゃいけないのかと思ったんですけど、そうでもないんですか?
 
 【若林】
 ただ、こういう風に短期間で大きく儲けようと思ったら、ある程度見ている時間は必要ですね。ただ普通に、中期、長期投資をするのであれば、1日最低でも1回、または2〜3回チェックするぐらいで、株は出来ます。
 
 こんなこと言うと叱られちゃうかもしれないですけど、リスクを取れば、リターンも大きいんです。例えば、安全に投資をしようと思えば、その分リターンも少ない・・・。だからどっちを取るかってことだと思うんです。多分私はリスクが大きかったような気がしなくもないんですけど、1つ言えることは、如何に自分が好転した時、この銘柄いけるなと思った時に、如何にそこに集中していかれるか、で変わると思います。
 
 世の中の株価市場は繋がっている
 
 【主藤】
 株というのは、そもそもどの株を買うかっていう「銘柄選び」が大切だと思うんです。若林さんはこの本で、銘柄選びのコツに「連想ゲームで銘柄を選べばいいんじゃないか」と分かりやすく書いていただいております。
 
 本の中には女子高生の間で流行っているものはなんだろうと考えたり、BSE、牛の病気にまつわることをきっかけにしてなんか考えてみたらどうかと。何か連想するのは、どういうことがまずはよろしいのでしょうか?
 
 【若林】
 身の回りのもの、世の中の事件、事故など、全て含めて株価に集約されていると思っていただいていいです。何でも株価につなげていく癖というのはつけた方がいいですね。
 
 ただ、1つ言えるのが、例えば、カメラ付き携帯がすごく売れました、っていった時に携帯会社ってものすごく大きい会社じゃないですか。いろいろな事業もやっていらっしゃいますし、携帯の利益で、会社から利益は溢れるかってことを考えるわけですよ。会社が大きすぎてしまうと、そのカメラ付き携帯が会社にもたらす利益は、ほんの一部なんですよ。会社を変えるような利益ではないんですね。
 
 じゃあ、もっと小さい会社はないかな。電池パックはどこで作っているんだろう、カメラはどこで作っているんだろうと発想を変えていくということがすごく大事ですね。大きな池と小さな池に同じだけの雨が降ったら、どっちの利益が溢れますか?このような溢れるサプライズというものが株価に影響してくるんです。
 
 【主藤】
 その利益が溢れる部分が株価に反映すると。
 
 【若林】
 反映します。
 
 【主藤】
 大きな会社ですと、なかなか溢れるまでにいきませんか?
 
 【若林】
 はい。サプライズじゃないってことですね。悪いことも、いいことも、株価はサプライズで動くんですよ。例えば今年であれば花粉症、すごかったですよね。史上最悪とかいわれていました。でも、それは史上最悪だからサプライズなわけで、そうすると花粉症関連の会社がものすごく上がると。
 
 【主藤】
 実際にやはり株価は上がりました?
 
 【若林】
 ものすごく上がりました。例えば去年の猛暑も、おととしが冷夏だったので、世の中的にサプライズですよね。それが株価的にもサプライズなのです。
 
 【主藤】
 なるほど 。
 
 【川崎】
 大学生ぐらいの時から金融関係の銀行だとか、証券会社はすごく難しいものだという印象があったんですけど、すごく日常生活と繋がっていると思いました。
 
 【若林】
 そうですね。証券会社はただ単に企業だったり、世の中と私達を繋いでる仲介業者でしかないのです。もちろん手数料の問題なんかもありますけども、常に世の中と株価市場が繋がっているとみていただけるといいと思います。
 
 【川崎】
 興味がわきますよね。
 
 
 
 
 
 
  
			 
  
			 
 
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