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若林史江
ファイナンシャル・アドバイザー [ 株式投資 ]
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若林史江
[インタビュー]
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株が好き♪/アスペクト(1)
2005.07.24
[ TOPBRAIN RADIO ] あのベストセラー著者に聴く!
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常に世の中と株価市場が繋がっていると 考えるといいと思います。
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19歳から株を始めたきっかけとは?
【主藤】 今回のゲストは、アスペクトから出版され11万部を突破したベストセラー、「株が好き♪―たった1銘柄の売買でも1000万円儲けられるフミエ流マル美株式投資術」の著者でいらっしゃいます、若林史江さんにお越しいただきました。若林さん、今日はよろしくお願いします。
【若林】 宜しくお願いします。
【主藤】 現在は数多くの雑誌やラジオでもご活躍されているそうですね。
【若林】 はい、ありがとうございます。
【主藤】 実はまだ26歳ですか。
【若林】 もう27歳になりました。本を書いた時が26歳なんですよ。だから本の表紙は26歳ですね。
【川崎】 でもこの表紙のお顔を見て、私も買いました。
【若林】 それは2年前の写真です。
【主藤】 非常に美しい女性の方で、ラジオを聞いている方はどういう方か分からないですけれども、書籍の方には写真が大きく載っていますので、是非皆さんご覧ください。
【川崎】 そうですね。 【主藤】 そういう美しい写真からは想像出来ないのですが、株でお金を儲けるアドバイスを今やっていらっしゃると。
【若林】 はい。あとはお金儲けというものがちょっと先に立ちすぎている部分もあるので、これからは株が持つ魅力みたいなものとかを知ってもらいたいなと思います。あまりにもいろいろな本が「儲け。儲け。儲け。」なんですよ。
「いくらがいくらになった」とか、株から教えてもらえるものはそれだけではありません。だからそういったものを広く、広めていけたらいいなと思っています。
【主藤】 なるほど。今日はそういう風な株のお話はもちろん、株以外のお話もいろいろとお送りしたいと思っております。まずは株を19歳のころに始められたということですけれど、そもそものきっかけはなんですか?
【若林】 当時浪人をしていまして、看護師さんになりたかったんです。そして、突然、父の会社が倒産して、漠然と働かなきゃいけないと思い、求人誌を毎日眺めていました。
最初はバイトみたいなこともしていたんですけど、とにかくたくさんお金が欲しかったので、関東特集の情報誌に「高給取り集まれ」みたいなのを片っ端から予約をしました。
そして、たまたま最初に面接に行って、その日にオーケーをもらったのが、証券関係の会社だったんですね。株と出会うことになったというか、やらざるをえなくなった感じですね。
自分で株を売買したことで知識に繋がった! 【主藤】 まずは、事務のお仕事から始められたそうですね。
【若林】 はい。最初は事務で入って、全く株に関係がなかったんですよ。それなのに、受け答えがいいからというだけで、無理やり営業にまわされて、泣く泣く株を覚える羽目になりました。あの当時はホント株が嫌いでしたね。
【主藤】 当時はもう2000年になっていましたか?
【若林】 まだ、98年、7年とかだったと思います。ITバブルの全然前です。とても厳しい時で、日経金が最安値の7603円をつける前でした。その時代、営業の仕事は大変でした。
今でこそ一般の方たちもたくさん入ってきて「新興市場IPO」という銘柄で儲けておられる方たくさんいらっしゃるんですけど、やっぱりバブル崩壊してからの13年間というのは、みなさん厳しかったんです。
だから株をやっている方のところに電話をしても、ちょっと卑屈な感じの方が多くて、よくセクハラも受けました。「お前なんかに何が分かるんだ。」とか「女のお前なんかに言われたくない。」と言われたりもしました。
【主藤】 どちらかというと嫌な思いをしたことが多いかもしれないですが、当時から営業という立場で、株を売りながら自分でも売買をされたんですか。そのころはまだ自分はやってないのでしょうか?
【若林】 最初始めた頃はやっていません。でもおじさん達に勝つためにどうしたらいいんだろうと思ったら、株の知識をつけるしかなかったので、一生懸命片っ端から本を読んだんです。
けれども、今ほど初心者の方向けの本は当時なかったんですよね。難しい本ばかりで、最初上司から渡された本は四季報をだったんですよ。「お前、これ読め。投資家のバイブルだから。」と言われました。
【川崎】 四季報を眺めることはできますが、読むことは難しいですよね。
【若林】 そうなんです。「これを覚えろ」と言われても、どうやって覚えるんだろう、みたいなのから始まりました。
そして、あまりにも理解が出来なくて、毎日愚痴っていたら、営業職の同僚の方が、「若林、株をやってみたら何か分かるから。」ということで始めたのが最初です。
【主藤】 やらなきゃ分からないからお前やってみろと、そういうアドバイスだったんですね。
【若林】 はい。そしたら今まで何となく断片的に覚えていた知識が全部繋がった瞬間があったんです。今でこそ、リアルタイムに株価がインターネットで見られます。
けれど、当時は証券会社の店頭に行くか、金融会社の人達じゃないと見られませんでした。私は金融関係だったので、リアルタイムで見られるボードがあったんですね。
【川崎】 はい。
【若林】 そして「若林いいか、今から注文だすからな。」と言って注文を出したわけですよ。そしたら買い板のところに、ポンって自分の買いが出たんですね。
その時、買い注文出すってこういうことなんだと。そして、売り物がポンって出てきて、自分の買い手が消えたんですね。たったそれだけなんですけど、ものすごく面白くて、そこからのめり込んでいきました。
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