本日(30日)の日経朝刊 第9面 「経営の視点」に『50歳迎えた「QCサークル」』と題して記事掲載されました。
QCサークルと言えば、日科技連(日本科学技術連盟)で、その沿革に50年前の1962年4月に科学技術庁所管の財団法人として認可取得、『現場とQC』誌(現『QCサークル』誌)創刊、QCサークル組織の結成(登録制度発足)と刻まれております。
記事では日産自動車のQCサークルの現在を取り上げることで、その変化を紹介しております。
1.QCサークルをはっきり業務として位置づけたこと
仕事の一環なので勤務時間外での活動に対して残業代が支払われます
2.品質向上に加えてコスト削減を大目標に掲げたこと
サークル毎に一人当たりの削減目標を金額で設定
3.活動のスピードアップ
1件の課題解決に以前は2〜3ヵ月かかることも多かったが、現在は1ヵ月で手を打ち終えることが少なくない
一つの手法が50年間の長きにわたり、変化しながらも定着したということはすごいことだと思います。
特にQCサークルに参加した人に、問題形成・解決の一つの考え方・やり方・進め方を教えたという貢献はとても大きいと私(代表 片桐)は思います。
参照:
日科技連ホームページ 沿革
http://www.juse.or.jp/about/897/attachs/enkaku2012.4.pdf 以上、皆様のお役に立てば幸いです。