カスペルスキー社が15日、「旅行中のスマートフォンの盗難を防ぐには」という内容をリリースしました。(
http://www.kaspersky.co.jp/news?id=207582786)
その内容を参考に紛失時・盗難時の不正利用防止という観点から取るべき緊急対応を整理しました。
1.携帯電話会社にすぐに連絡する。その為に緊急連絡先を書き留めておく(紛失・盗難の場合の電話サポートは電話番号がその他の番号と異なります)
・ドコモ 0120−524−360(24時間受付)
・au 「au携帯から113」または「0077−7−113」または「0120−977−033」
音声ガイダンス1:「1」(紛失の際の手続き)→「1」(紛失の際の手続き)→「1」(安心ロックの設定)、「2」(回線停止の手続き)
音声ガイダンス2:「1」(紛失の際の手続き)→「0」(オペレーターとの通話)
・ソフトバンクモバイル 「ソフトバンク携帯から113」または「0800−919−0113」
音声ガイダンス1:「1」(回線の停止)→「1」(回線の停止)→紛失した端末の携帯番号の入力→暗証番号の入力→「1」(回線停止の実行)
2.緊急時の為に自分のスマートフォンに関する重要な情報を書き留めておく(パスポートを作成する)
ここで言う重要な情報とは1の「携帯電話会社の緊急連絡先」の他に、「顧客番号」、「電話番号」、「IMEI(端末識別番号)(15桁)」、「SIMカード番号(19桁)」のことです。
これらの情報は申込時のお客様控え書類の中で確認出来ます。(iPhone4ですと、「設定」アイコン →「一般」→「情報」で確認することが出来ます)
IMEIは多くのスマートフォンで「*#06#」と電話をかける操作を行うと表示されます。(代表 片桐もiPhone4で試してみましたが表示されました)
SIMカード番号はICCIDのことで、19桁の番号のことです。
3.盗難の場合は警察に被害届を提出する
このときに先の「パスポート」を提出すると、犯人が逮捕された際に証拠となるあなたの端末の情報を警察に提供できます。
【転ばぬ先の杖】
1.暗証番号ロックを有効にしておく
もしスマートフォンがなくなったとしても、この機能を有効にしておけば、少しの時間稼ぎが出来ます。Androidユーザーはスクリーンロックを、iPhone ユーザーはパスコードロックを設定し有効にしておきましょう。
2.データをバックアップしておく
連絡先、スケジュール、写真などのデータをコンピューター上に保存する機能が備わっています。このために必要なソフトウェアは電話内に搭載されているか、またはメーカーのサイトから入手できます。端末の接続から実際にデータをバックアップするまでをサポートしてくれます。スマートフォンに接続するUSBケーブルがなくても、最近のノートPCやモバイル端末に内蔵のBluetooth機能を使用して、データのバックアップができるはずです。
以上、皆様のお役に立てば幸いです。