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片桐 明
株式会社コストダウン 代表取締役/インターネットFAX総合研究会 特別研究員
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リコー 営業社員の「直行直帰」 来年(2012年)1月〜 本格稼動!
2011.12.13
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5日(月)の日経朝刊 第9面に『リコーの国内販売会社のリコージャパン(東京・中央)は、営業部門の社員が取引先に直行し、会社に戻らず帰宅する「直行直帰」を来年1月から本格導入する。』という内容が記事掲載されました。
リコージャパンでは今夏の節電対策として、営業職600人に通信端末を用意し、最低週1回は取引先に直行し、取引先から会社に寄らずに直接、帰宅するという、いわゆる直行直帰を試験導入しました。
その結果、顧客との接触時間3割増、営業目標達成、残業25%削減、オフィスの消費電力量4割削減を実現しました。
9月9日の東京電力の電力使用制限令の終了後も継続しております。
先月(10月)から大手顧客を担当する本社(東京)の営業部門100人で直行直帰を始めておりますが、来年1月からは600人の全営業社員に拡大します。
またフリーアドレス制にするため、来年4月には本社の業務フロアを1つ減らして2フロアにもします。
直行直帰してもスマートフォンや携帯電話から営業日報を入力したり参照したりできるようにシステムを自社で開発し、業務データを蓄積しないパソコンの「シンクライアント」を配布し紛失時の情報漏洩リスクも回避します。
またサテライトオフィスを横浜市やさいたま市、東京・新宿など6カ所に用意し、取引先を移動する合間に書類を作成したり印刷したりできるようにもしました。(うち3カ所は日本テレワーク協会が社会実験として提供している施設を活用)
以上、皆様のお役に立てば幸いです。
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