経営コンサルタントとして1万人以上のビジネスマンをサポートしてきたベストセラー作家でもある神田昌典氏による初のエンターテイメント作品、『お金と正義/上・下巻』が9月20日に刊行されました。Amazon.co.jpのベストセラー総合ランキングでは、発売直後に上・下巻が1位と2位を独占するという売上を記録し、世の中の関心の高さを表す結果となっています。
フリーターとIT企業社長が迎えるそれぞれの転機。1人の女性の死をきっかけに、まったく別の道を歩んでいた2人の人生がクロスオーバーする――本書は社会における価値観の激変を描き出すエンターテイメント作品となっていますが、次のような点を学べることから注目が集まっているのです。
◆2015年に到る10年間で、今までの価値観はひっくり返っていきます。価値観が転倒すると、マスコミで英雄として囃し立てられた経営者が一夜にして戦犯にされてしまいます。
◆そうした時代では、時代の底流の動きを予測できる必要があります。そうすれば予想外の異変が起こったとしても、翻弄されずに毅然と対応できるようになります。
◆本書は単なる作り話ではありません。過去140年間の世の中の「流れ」を分析することによって見出された、社会の根底に横たわる人々の深層心理パターンに忠実に物語が作られています。
◆世の中の流れは物語のパターンで予測できます。この「パターン」を理解すると、今までとは全く異なる視点で現実を解釈できるようになり、人間関係の変化、発生する問題の本質、これからの世の中の流れを、裏舞台を目にしたように予想できるようになります。
◆現在は新しい価値観を築き上げていく大切な時期です。次世代では必要にならない価値観は手放し、必要になる普遍的な価値観は継承し、新たに必要になる価値観を創造していくことです。
上記のとおり、本書は「物語から現実を生きるヒント」を引き出せるようになるきっかけを読者に提供します。「この物語は――さまざまな嘘のなかから本質を見極め、自分自身の意見を持つ力を――あなたに授けるために書きました」と著者は語ります。
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