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					| 佐々木かをり イー・ウーマン代表
 [ 時間管理 ][ 自己実現 ]
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					| 佐々木かをり
					
					[インタビュー] 
 
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					| ミリオネーゼの手帳術/ ディスカヴァー・トゥエンティワン(3)  2006.01.15 [ TOPBRAIN RADIO ] あのベストセラー著者に聴く!
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    					| 手帳は、自分がハッピーになるための一つのツールだと思います 
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 基本は自分が楽しいと思えるかどうか
 【主藤】
 本の中には、予定が入ったら必要な時間をその場でおさえようというところがあります。私が気になったところでもあるのですが、私はついつい「あとで改めて」と考えてとりあえずどこかに書いておいて、後でまたとしてしまうのですが。
 
 【佐々木】
 それは、すごい時間の無駄じゃないですか? 時間の無駄であることとともに、私は脳の容量をずっとそこで使っているのがもったいないと思うのですよね。自分の脳のキャパシティーが小さいので、いかに自分が今やっていることに集中できるかという状態を作りたいと思うわけです。
 
 例えば、「田中さんに2時に会う」ということを記憶しながら行動するとなるとすると、その間ずっと記憶していなくてはいけなくて、実際に手帳に書き込む瞬間に本当に「2時だっけ2時半だっけ?」などとなってしまい、もう一回電話したりしてしまいがちなんです。
 
 私はこのようなものをものすごく無駄だと思っているのですね。くどいようですが、それで幸せならいいのですが、それによって、本当は行きたかった場所に行かれなくなったり、読みたかった本が読めなくなっているのであればその場で書いておくことによって、後からもう一度書き込む時間や考えておく時間を違うことに使えるかなと思うんです。
 
 【川崎】
 予定、行動を手帳にポンッとあずけてしまうということですね。
 
 【佐々木】
 そうなのです。手帳がなくなると私も動けなくなりますね(笑)。
 
 【川崎】
 すごく不思議で、お伺いしたいと思っていたことがあるんです。どんな経験も無駄になることはありませんが、学生時代にご自分で計罫線があるものに縦線を入れたりして、365日手間をかけてなさっていたその始まりは、ある意味この本で書かれていることと照らし合わせると、逆に効率が悪いというような気がしたのですが。
 
 【佐々木】
 考えは変わっていませんよ。先ほどから申し上げている「ハッピー」ということなのです。私は、学生当時、家に帰ってきて、手帳を作るのがものすごく楽しいわけですよ。だからそれは、無駄な嫌な、これやらないと書けないということでやっているのではなくて、手帳を選ぶ為に歩きまわることが毎年すごく楽しみだったんです。
 
 自分が選んだ手帳に何ミリ単位で線を引くということや、夜家に帰ってから一日一ページでも線を引いているというそのワクワク感がとっても楽しかったんです。もし今も時間がたっぷりあったらするかもしれないのです。
 
 くどいようですが、例えばお昼ごはんにレストランに入ったとします。一人がハンバーグ、一人がスパゲッティーと言っているのに三人目の人がどうしようかな、どうしようかなと迷っている状況でもう少し早くしてよと思うことと、あるレストランでは、シェフを呼んできて、このメニューを一つずつ説明してもらいながら、みんなで「どれにする?」といいあうのはすごく楽しいわけです。それをただただスピードをあげましょう、無機質にものを記録しましょうと言っていると勘違いしないで下さい。
 
 自分が楽しいかどうか、うれしいかどうかハッピーかどうかを基本にしないとついつい三日坊主になってしまったり、何の為にこれを書こうとしているのかがわからなくなってしまうのだと思うのですよね。買ったがために書かなければいけない、「私は今日も書いていない、いけない子だわ」みたいになってしまいがちです。でも、全く違うんです。真っ白だって幸せだったらそれでいいわけですよね。
 
 【川崎】
 ハッピーがものさしになっていると大分見え方が違ってきますよね。
 
 【主藤】
 世界が変わってきますね。
 
 自分の人生を自分で作っていきましょう
 
 【主藤】
 まだまだお尋ねしたいのですが、時間が参りましたので、最後に佐々木さんにリスナーの方の為にメッセージをお願いしたいと思います。
 
 今、ビジネスマンも学生も主婦の方も忙しい毎日を送られていると思うのですが、そういう方々のために、なにかメッセージやアドバイスはございますか?
 
 【佐々木】
 私はこんなことを言っていますけれど、忙しくてなかなか思ったとおりに事が進まないことは山ほどあります。ただ2006年がこれから始まりますし、自分の人生は自分で作るのだと、そしてハッピーという感情は自分でいくらでもだれにも邪魔されずに作ることができるのだということを一つ覚えていただいて、手帳を一冊にする。「ミリオネーゼの手帳術」を読んでいただいて、手帳を一冊にして、2006年を実りの多い年にしていただきたいなと思います。
 
 【主藤】
 わかりました。この「ミリオネーゼの手帳術」ですが、社長はもちろん学生、OL、主婦、サラリーマン、みんなに応用できる内容ですか?
 
 【佐々木】
 そうですね。はい。メールなどをいただきますと、若い学生さんから男性の50−60代の経営者からといろいろな方からいただきますし、私が子供のことも書いているので、主婦の方もセミナーにいらっしゃいます。
 
 【主藤】
 なるほど。では、決して佐々木さんが経営者であるから特別だ、あるいは主婦であるから特別だというわけではないのね。万人の方にハッピーというキーワードで共通項はありますから、是非みなさんに「ミリオネーゼの手帳術」ご購入いただき、来年に向けて幸せというキーワードで、自分の時間管理をしていただければと思います。
 
 本日は、「ミリオネーゼの手帳術」著者でいらっしゃいます佐々木かをりさんにお話を伺いました。佐々木さん、今日はありがとうございました。
 
 【佐々木】
 ありがとうございました。
 
 【川崎】
 ありがとうございました。
 
  
			 
  
			 
 
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