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大石健一
[ 能力開発 ]
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大石健一
[インタビュー]
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3時間熟睡法/ かんき出版(2)
2005.12.11
[ TOPBRAIN RADIO ] あのベストセラー著者に聴く!
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日常生活の中で深い眠りを意識していただきたいと思います
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睡眠のポイントは、睡眠の質を高めること
【高城】 私は、この本を読んで「もしかすると、今まで考えていた睡眠の常識は間違いなのかな」と思ったんですね。
今までは単純に「長く寝れば体に良い」と思っていたのですが、質や眠り方を考えるとすごく間違っているのかなと考えてしまいました。実際はどうなんですか?
【大石】 私もサラリーマン時代には土日に貯め寝しようと思っていました。でもなかなかできないんですよね。「土日に10時間も寝ているのになんで平日に眠くなってしまうんだろう」と思った時期もありました。
でも、結論はやはり貯め寝はできないんです。二度寝も効果がないばかりか、かえってだるくなりますし。短い時間でもいいから効率のいい睡眠をとって眠りを深めていくということが大事ですね。
【高城】 その話に関連して、朝型・夜型というお話の中で規則性について書かれていますよね。規則性がよくない夜型人間は、眠りも浅く質も悪いという状態になってしまうと。
おそらくリスナーの中にも一部いらっしゃると思います。そこで夜型を直して規則正しい朝型に変えるための一番いい方法を教えていただけますか?
【大石】 まず簡単なのは、夜寝る前に周りを暗くしておくということですね。コウコウと電気をつけて、パソコンのスイッチ、テレビのスイッチを入れたまま、「さあ寝よう」といっても、脳はまだ起きているという状態が当分続くわけですね。
だから脳に眠りのスイッチを入れるためには、まず明かりを消してフェードアウトしておくということです。
【高城】 フェードアウトですか?
【大石】 暗く間接照明だけをつけておくとかですね。
【川崎】 この本で紹介されているビジョンヨガの中で、朝起きてから、まず太陽の光を見るということがありますよね。
これはすごく簡単だったので今でも続けているんですけれども、それ逆でこの暗くするという行為は、視覚的にも自分の脳に「もう寝る時間だよ」と教えてあげるということですか?
【大石】 そうですね。特に夜にコンビニに行ってしまうと、脳は明るさを感知して「今昼なんだ」とを誤認識しますからね。
【高城】 なるほど。
【川崎】 目からこう、コンビニの照明の刺激が入ってきてしまうことで脳が起きてしまうということですか?
【大石】 そうですね。光を見ると、脳が起きた状態になるから眠りたいときには気をつけよう、ということを覚えておけばいいと思います。
【高城】 特に時間がなくて睡眠時間が少なくなってしまうときは、朝、起きられるのか不安になってしまうんですよね。
本当は眠りの質を高めていかなければいけないのに、どうしても寝るときに暗くするのが怖くなってしまう。だけどそれはよくないということですね。寝るためには暗くするのが大切ですね。
【大石】 そうですね。もし、眠りのスイッチがなかなか入らなければ、眠りのスイッチを入れるために「ファイヤー」ですね。
【高城】 先ほどの「ファイヤー」ですね。
【大石】 「ファイヤー」を行うことによって興奮状態をあえて作って、それから沈静化させるわけです。
【川崎】 なるほど。翌日、朝早く起きなければいけないとき、自分で「明日起きなきゃいけない」と思いながら眠りにつくと、次の日、不思議とその時間に起きられることが多くなったんですよ。それは私の眠りの質が高くなったからということですか?
【大石】 そうですね。どんな寝方をするのかということが、どんな起き方をするのかにつながりますよね。
一番してはいけない眠り方
【高城】 大石さんからみて、一番よくない睡眠のとり方はというのはありますか?
【大石】 うーん、パターン化はできないんですよね。
【高城】 でもきっと、多くのビジネスマンの方は上手な睡眠をとれていないと思うんですね。
【大石】 もう一番この寝方はいけないっていうのはあります。まず、明日の仕事を考えながら寝る。これはやめたほうが良いですね。
【川崎】 つい、考えちゃいますね。
【大石】 大事なお客様と会うことや失敗したらどうしようとか、営業成績のことなどを考える、それからローンや家計のことだとかは絶対考えないように寝たほうがいいですね。
【高城】 難しいですね。
【川崎】 不安になってしまって、どんどん目がさえてきてしまうことが多いですよね。
【高城】 そういうときにお勧めの眠り方というのはありますか?
【大石】 そこで、ビジョンヨガです。もう、単純にビジョンヨガのメソッドを一つでも二つでもやって寝ると。効果絶大ですね。
【川崎】 最初の一歩は、一つ二つのビジョンヨガをするということですね?
【大石】 そうです。どういう寝方をするかが、どういう目覚めになるかにつながります。ビジョンヨガをしてから寝ると、気持ちよく朝起きれるという事例が全国からたくさん報告されています。
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