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経沢香保子
トレンダーズ株式会社代表取締役 [ 起業 ]
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経沢香保子
[インタビュー]
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自分の会社をつくるということ/ ダイヤモンド社(3)
2005.11.20
[ TOPBRAIN RADIO ] あのベストセラー著者に聴く!
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女性にとって起業が人生の選択肢の一つになればと思っています
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起業が女性の選択肢の一つに
【高城】 帯に「売り上げ1億円、年収3000万円を目指しましょう」と赤い字で書いてありますが、女性にとって年収3000万円はとても高い壁だと思うのですが、敢えてこの数字を出したのは何か理由があるのですか?
【経沢】 会社を始めた時にどういうリスクヘッジが必要かなど、意外と分からないまま起業してしまったり、「利益が出てからお給料をもらおう」と自分のお給料を取らないまま起業してしまう人が多いんですね。
あと、塾生に「幾らぐらいもらったら社長として満足できますか」と聞くと、だいたい皆さん「1000万円ぐらいかな」と言うんですけど、1000万円だと自分の会社に何かあった時に自分の貯金からお金を出さなければいけなかったりすると、会社に勤めていた方がよかったと思ってしまうこともあると思うんです。
起業すると責任も重いし、売り上げが上がらなかったら貯金で補填するし、スタッフが何かトラブルを起こしても自分の責任になるし。そう考えるとやりがいは別にして、金銭的な意味では、年収が1000万円だったら本当に年収400万円で会社に勤めているほうがすごく幸せだと思うんですよ。
だから社長の平均年収は3000万円ですし、私はどうせやるなら平均は越えてほしいなと思って、3000万円と言ったんですね。あと自分が取り組むビジネスがオンリーワンであれば価格競争に巻き込まれないので高収益のビジネスが作れるはずなので、ある程度の年収を取ることができるので、その理論を女性起業塾で教えています。
【高城】 私自身も“独立”と関係深い仕事を長年してきたのですが、女性の起業というテーマは関わりながらもなかなかブレイクするタイミングがなかったような気がしますね。
【川崎】 そうですね。今までなかなかブレイクしなかったですよね。
【高城】 何々ブームっていうのはよくあるんですけれど、是非経沢さんのこの本がきっかけになって、女性の起業がブームではなくて、女性の起業が普通になって、選択肢の1つになっていくためのきっかけだったと言われるような本になるような気がしてならないんですよね。
【経沢】 ありがとうございます。
【高城】 川崎さんも女性起業塾に入りますか?
【川崎】 そうですね。はい。
【高城】 何をしたいですか?
【川崎】 私はアイディアが幾つかあるので実践コースを取りたいなと。
【経沢】 あっ、そうですね。アイディアを形にするコースですね。
【川崎】 ちょっと厳しくバシバシと。
【経沢】 そうですね。スパルタで待っています。
【高城】 1年後には是非起業家という肩書きが持てるように頑張ってくださいね。
【川崎】 頑張ります。
【高城】 では、経沢さん、今から1分間リスナーのために何かアドバイス、メッセージをお願いします。
【経沢】 私は起業というスタイルを1つの女性の選択肢に入るような活動してきましたけれども、決して起業が全てではないと思うんですね。
その人その人が輝く生き方を追及して欲しいし、あっちの道にいったらおいしかったとか、こっちが損したとかではなくて、今、目の前にある道を追求していけば絶対にその人のオンリーワンに辿り着くと思うのであんまり周囲に惑わされず、今日より明日、明日より明後日という感じで周囲の人と楽しく頑張ってもらえればいいな、と思っています。
【高城】 ありがとうございます。本日は「自分の会社をつくるということ」の著者、経沢香保子さんにお話を伺いました。ありがとうございました。
【経沢】 ありがとうございました。
【川崎】 ありがとうございました。
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