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鬼塚俊宏
ストラテジィエレメント株式会社代表取締役社長
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優れたビジネスパーソンは『言葉の重み』を知っている
2011.01.20
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優れたビジネスパーソンは『言葉の重み』を知っている
2011年、早いもので1月ももう3分の2が過ぎた。 この1月という時期は、年始でもあり、また期末・決算期に近いという事もあり、何かと文章を書く(=ライティング)機会が多くなる。
年始の挨拶に始まって、来期の予算確保に向けた提案書から事業計画に関する報告書など、まとまった文章を書かない日がないくらい作文機会が増えるので、書くことが苦手な方々にとっては、少々つらい時期かもしれない。しかし、逆にライティングを得意分野にしてしまうと、この時期は周囲のライバルに差をつける絶好の機会になり得てしまうのである。
そもそもある程度「型」が決まっている情報提供型の文章であれば、作成するのにさほど苦労はしないであろう。ビジネスパーソンとしての基本的なスキル、いわゆるホウ・レン・ソウ能力を身につけてさえいれば大抵の人ならば書けるからである。
しかし、相手の行動を喚起させるような提案書や企画書におけるライティングでは、明らかにスキルやセンスを問われる。つまり、この分野でのライティングスキルを身につけ、意識的にセンスを磨く努力をしていれば、周りから一歩抜きんでた質の高い提案文章を作成する事ができ、その結果相手に行動してもらう可能性が高まることで、自分の求める成果も出やすくなるのである。
成果を出すビジネスパーソンというのは、大概この相手の行動を喚起させる提案・企画型のライティングスキルが高い。どの言葉を使って、どういう表現で相手に伝えれば効果的か『言葉の重み』を熟知しているものである。
あなたも今年は周囲のライバルに差をつけるべく、このライティングスキルを意識的に高めてみてはいかがだろうか?
「優れたビジネスパーソンは『言葉の重み』を知っている」に関する推薦図書
ビジネスライティングの新ルール 〜目的を達成するために自分の考えを伝える方法〜 (日本未翻訳書籍)
<書籍内容のダイジェスト> “伝える力”それは古来より人々が生活の礎としてきた基本的な術である。 この基本的な術。古典文学の世界においても、詩人ホメロスは口頭文学としての発祥を起源としている。時を経て今日の会話型言語はビジネスシーンにおいては企業に絶大なる利益をもたらす新たな価値、ライティングスキルとして存在を確立し現在では、大きな注目を浴びている。
本書ではビジネスライティングにおける文章の魔力を多角的に分析し、ステップ毎の解説を通じて実践のモデリングが誰でも可能であることがわかりやすく説明されている。 また手紙に始まり、報告書、ブログ、Webコンテンツと多岐に渡るジャンルにおいて必須とされる最新のライティングテクニックから実利に直結するライティングの秘訣まで存分に知ることができる一冊である。
読み手の注意を一挙に惹きつけるリードの先にある目的とは? オンラインで見込み客を顧客へと移行させる圧巻のライティング技法とは? そして著者の叫び、ライティングを危惧する真の警告とは?
著者であり、C&Mビジネスライティング・サービス社の共同経営者、ナタリーとクレアは自身の経験を十二分に活かしたビジネスライティングへの思い『言葉の重み』がその醍醐味に触れさせてくれている。 そして特に中小零細企業の売上げ高を大きく塗り替えるであろうこのビジネスライティング。その原点回帰とも呼べる“格言”を詳しく知ることで必ずやシーンをまた一歩リードする企業へ誘ってくれるであろうという作品に仕上がっている。
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