『HKM-日商快訊-』今月号の目玉は――。
武漢に続き、大連と成都が巻頭トピックスに登場。過去最大の9本、大増ページ。中国ビジネスのプロフェッショナルの珠玉の名言が詰まっています。
「無料で機内に持ち込める荷物は1つのみという点がマイナス」
「開店記念割引セールは行なったのか?」
「製造技術が比較的容易なLED照明。日系メーカーはどう勢力を拡大していくのか」
「日系企業どうしの経験や知識の共有については、複雑な距離感のとり方が大切」
「セールスの現場を知らずして、内販ビジネスが成功するはずがない」
「見栄えだけを良くして宣伝されるオフィスビル」
「自分の仕事は他人に引き継がせない、教えない。社長の言うことしか聞かない(中国人)」など……。
執筆者の国籍に関わらず、「率直な意見」が満載です。
同時に、20年来の大先輩から忠告も受けました。
「角が立つからやりすぎるなよ」
先輩曰く、蘇州エリアで悪夢のような進出実例を見ている。中国人も悪いが、日本人も悪い。特に、怪しげな中国を話す日本人は曲者だ。意見が率直過ぎると、日本人が真面目に働いていないように聞こえる。それを同じ中国で働く君たちに指摘されると、余計に腹が立つ――とのこと。
有難いことに、日本での購読者が増えています。
理由は簡単です。
「こうした情報、現場から上がってきたことがないから」
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この発言、中国ビジネスに携わる方はピンとくるはず。
(こうした情報を)上げないほうが悪いのか、求めないから上げないのか。上げても理解されないから上げなくなったのか。
日本と中国の間や、中国人社員との間でも毎日繰り返される“議論テーマ”です。
ぜひこの機会に、日本に本誌を紹介いただければ幸いです。
HKM-日商快訊- 編集部:sz-edit@kanan.cn
(編集長・加藤康夫)