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松島修
エフピーネット有限会社 代表取締役 [ 仕事術 ][ 時間管理 ][ コミュニケーション ][ 成功法則 ][ 自己実現 ][ キャリア ][ 起業 ][ 経営 ][ お金持ち ][ 資産運用 ][ 株式投資 ]
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真の豊かさと富を創造する
2011.05.26
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時代に乗ることは大切ですが、昨年1月からは、時代を創ることができる時代になっていると思っています。
福島原発事故の政府の対応の違和感から、いくつかのことを示されました。
一つは、日本の今までの社会システムが凋落・崩壊して、次の新しい社会システムが急いで求められているということです。
そこで、何人かの方と一緒に、以下のような提言レポートを作成しました。
日本を愛する人へ
東日本大震災と原発事故を経験した日本は、災害前の状態に戻す「復興」を目指すべきではなく、この危機を転換のチャンスととらえ、新しく、そして美しい理念で、国を「再生」することが、求められています。
今回の天災、そして人災は、目先の豊かさや私利私欲を追求するがゆえに、天の道から外れて歩んできた、わが国に対する神からの警告だと、とらえるべきでしょう。
天の道に歩む国については、聖書に書かれた「天の御国(みくに)=神の国」の理念から学ぶことができますが、その概念の一部は、すでに日本人の意識に潜在し、日本語の中にも組み込まれています。
天才(天から与えられた才能を生かす人々)が、天命(天から与えられた使命)を自覚して、それを遂行することで、天職(天から与えられた職業)を全うする、などという表現が、それに相当します。
「天命に従う」や「天職と心得る」など、天の御国の概念の多くは日本文化に本来備わったものであり、日本人が共感するものです。外国由来の異質な概念ではありません。
むしろ、ほとんどの日本人にとって馴染み深いものだと思われます。
天の御国の理念によって日本を再生するという働きは、「真の豊かさの創造」とも言い得るもので、日本が他国の模範となり、リーダーシップを世界に発揮することにつながります。
再生された日本は、次のような特徴を持っています。
(1)人間は一人ひとりが、神の最高傑作なので、各自の尊厳が尊重される。
(2)一人ひとりに、天命が与えられているので、それぞれの天命に伴う独自の社会貢献をする。自分の天命を知り、それに向かって進むことで、本人も周りも社会も、より良い方向に変革されていく。
(3)一人ひとりに与えられた固有の性質や才能が引き出され、発揮される機会が、教育現場でも、社会でも与えられる。
個性を埋没させる均一な教育ではなく、個性が伸ばされる創造的教育が実施される。
また、各自の個性が生かされる社会が実現する。
(4)子どもや弱者は、いたわられるべきだが、可能な限り、自立へと方向づけられる。
人に魚を与えれば食べ終わると飢えるが、釣りを教えれば一生食べていける。
(5)助け合い、譲りあって調和的に生活し、互いの益を求める。
(6)「一人ひとりが尊重され、愛されるべきものだ」という価値観が、社会の隅々に浸透する。
(7)一人ひとりが、自発的に愛に動機づけられて行動し、平和を作り出すものとなる。
(8)賄賂の授受や、不正な利権をむさぼる者は、恥ずべきものとし、「高潔であること」を社会の基調とする。
(9)自然を管理し、自然と共生し、平和を愛し、自分のまわりに平和をつくる。
(10)子どもに美しい自然・文化・富を残す。子どもを品格あるものとして育成する。
(11)都市と地方の格差が平準化される。地域の特性に合わせた分権化がなされる。
(12)両親を敬う。目上の者、権威ある者を敬う。
(13)権威ある者や、政府を構成する者は、民のために命を捨てる覚悟を持って民を愛し守り、ビジョンと計画を掲げて、国を建て上げ、より良い社会に変革し続けるという使命感を持つ。
(14)国が何をしてくれるかではなく、国に対して何ができるかを考える。
受けるより与えることを考える。
(15)金銭を得ること、仕事をすること、持ち物を誇ることを人生の目的とせず、各自の天命を全うすることを人生の目的とする。
(16)家族を大切にする。適度に休む。体調を管理する。
勤勉であることは大切だが、働き過ぎないように注意する。
(17)シンプルなものの中に真実がある。
多様化は良いが、複雑になったり、混乱がおきないよう注意する。
(18)各自が取り組むようにという使命を与えられたことは、積極的に変えていき、変えることができないものは委ねる。
(19)邪悪なもの、誘惑となるものを遠ざける。
(20)精神的にも肉体的にも霊的にも健康的な生活をし、不健康な依存を避ける。
人や物・金銭や霊的存在物(者)に頼ったり、それらを操作したりすることで自分の欲求を満たそうとしないで、与えられている使命に目を向ける(偶像礼拝禁止)。
以上。
この提言は、私が政治に口出しするという意味ではなく、今は、理想の国の姿を提言することで、日本を良くすることができる時だと思っているからです。
そして、それが、最も効率的な大きな豊かさと富の創造だと判断しているからです。
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